IEEE Transactions on Power Electronicsに論文"Comparison of Characteristics
on Planar Contactless Power Transfer System"が掲載されました。
本論文では、本研究室が提案してきた三相-三相非接触給電システム(TT system)と従来の単相-単相非接触給電システム(SS System)をプリント基板を使って実現し、比較実験を行っています。ここで単相-単相とは送電部と受電部が共に単相であることを示しています。右の写真がそのプロトタイプになります。写真中央の基板が受電部、下の基板が送電部です。写真上部には大きさ比較のために単三電池を置いています。それぞれの基板にはコイル(渦巻状に巻かれたパターン)が形成されています。各コイルの接続を替えることによって、上記の2つのシステムを共に実現することができ、より公平な条件の下で比較を行うことができます。この論文によって、三相-三相非接触給電システムは、従来ののシステムに比べて格段に良い送電効率が得られることを確認しました。
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