卒論配属を考える学生へ
卒業論文のテーマは研究期間が1年間(就職活動の期間を差し引くと約半年)であり、深く学問を行うには時間が十分ではありません。そこで本研究室では、比較的容易なテーマを卒論として取り上げています。実際に各種装置を1から作成し完成させることで、みなさんにものづくりの楽しさを感じてもらうと共に、電気科の卒論生として、計測装置の使い方など最低限の研究活動の方法を身につけてもらうことを目標にしています。
大学院進学を考えている学生へ
本研究室では、研究意欲があり、研究や勉学に優先的に時間を割くことができる学生を募集しています。青山学院大学以外の学生も歓迎します。本研究室では、意欲次第で次のスキルを身につけることができます。
- 電気機器はもちろんパワーエレクトロニクス、制御工学、電磁気学の学問的な習得と実践的な経験。
- プログラミング(C言語、VHDL、python)スキルの習得や数値解析技術(有限要素法による磁界解析や回路解析等)の習得。
- オシロスコープやパワーメータ、電子負荷等、測定器や実験機器の実践的使用法の習得と100〜400Vの電圧を扱う電気回路実験やモータ駆動実験の実践経験
- 回路設計のノウハウやCADを使った基板設計スキルの習得。はんだ技能の向上。
大学院生は、より高度で、新規性・実用性のある研究を行います。研究により得られた成果は学会で発表します。2022年度進学予定者について、発表を予定している学会とその大まかな日程は以下になります。
- 2023年夏 開催
- 電気学会産業応用部門大会 (2022年春 予稿締め切り)
- 2024年春 開催
- 電気学会全国大会(2022年冬 予稿締め切り)
- 2024年夏 開催
- 電気学会産業応用部門大会 (2023年春 予稿締め切り)
そのほか、国際会議での発表や学術雑誌への投稿など積極的に行います。